子犬

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3月に、近代折り紙に多大な影響を与えたという、吉澤章氏が亡くなりました。
恥ずかしながら、吉澤氏の作品は折ったことが無かったのですが、今月の折り紙探偵団で吉澤氏の追悼特集が組まれ、折り図が掲載されていたので、折ってみることにしました。

が、実に難しく、何度折っても納得の行く形になりません。折り図はいたってシンプルなのですが、いわゆる「ぐらい折り」でちょっとした折の角度で出来上がりの表情が変わってしまいます。コンプレックス折り紙のリアルさの追求とは対極にある、シンプルに対象の特徴を表現する方法は、モチーフをよく観察して自分のものにしないと完成できない難しさがあると思いました。

基本的には、再現性のある作品が好きなのですが、このような作品も折れなければ真の折人にはなれませんね。

創作:吉澤章、出典:折り紙探偵団マガジン92号、用紙:15cmおりがみ
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# by motoo209 | 2005-08-01 00:21 | 動物

ゴールデン・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル

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昨年のTVチャンピオンの優勝者である神谷氏が即興で創ったイヌ2作です。
たしか、ペットショップにいるイヌを選んで、それを即興で折り紙作品に仕立て上げるというコーナーで創られた作品だと思います。この2作は本当にその場で考えて作ったということですが、ゴールデン・レトリーバーの顔や尾は良く特徴をとらえています。アメリカン・・・は、実物を知りませんがたぶん良く似ているんでしょうね。
イヌ以外にも魚の即興折りがありましたが、その折図も見てみたいものです。

創作:神谷哲史、出典:折り紙探偵団マガジン91号、用紙:25cm檀紙折紙
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# by motoo209 | 2005-06-14 23:53 | 動物

ビバ!おりがみ

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折り紙に革命をもたらせたという、幻の「ビバ!おりがみ」を図書館で借りました(入手が極めて困難で、ネットオークションでは数万円の値がついています)。最寄の図書館には在庫が無かったので、近隣の図書館から取り寄せてもらいました。この本以外にも絶版となった折り紙本が多数ありますが、どこかの図書館にはあるかもしれないですね。

この本で示されている折り紙原子という考え方や設計手法など、折り紙界に与えた影響は非常に大きいと聞いています。表紙を飾る名作「悪魔」の折り図もありますが、折り紙探偵団マガジンの折り図に比べると、折工程の説明が少ないようです。その他の作品も同様で、この20年間の折り図作成技術の進歩を感じられました。コンプレックス折り紙を普及させるためには、作図技術も進歩も重要だと思いました。
私も、最初に「ビバ!おりがみ」で悪魔にトライしていたら、きっと挫折していたでしょう・・・

ゴジラ(写真右) 創作:前川淳、出典:ビバ!おりがみ
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# by motoo209 | 2005-06-12 23:53 | 雑記

華道とのコラボレーション

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会社の華道サークルの展示会に折り紙作品を出品しました。
薔薇を活け花の先生に飾り付けてもらいましたが、活け花の材料を使ったり、花器に飾り付けたりと、素材を存分に生かした展示になりました。まさにコラボレーションと、自画自賛です。
展示を許可してくださった川崎氏、神谷氏に感謝します。

出典
薔薇、あじさい、桜玉:川崎敏和著、折り紙夢WORLD花と動物編
麒麟:神谷哲史作品集

ついでですが、今日でブログを初めて一年が経ちました。
はじめは誰も見る人なんていないだろう、と思っていましたが、意外に多くの方に見ていただいているようです。カウンター(ページには表示されませんが)を見てアクセスがあるととても励みになります。あまりアップされないブログで恐縮ですが、これからもよろしくお願いします。
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# by motoo209 | 2005-05-28 21:39 |

Hercules Beetle(折紙図鑑バージョン)

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ラング氏のヘラクレスオオカブトです。会社の同僚がクワガタ・カブトのブリーディングをやっているという話を聞いて、久しぶりに昆虫を折ってみました。
前作はカラペ単独で折ったため厚みが無く迫力不足でしたが、今回はホイル裏打ちで立体感が出せました。頭部は大分力強さが出せたと思います。ラング作品のパターンがわかってきたつもりでしたが、難解な沈め折の連続で苦労しました。
作者:ロバート・J・ラング、出典:折紙図鑑 昆虫II、用紙:カラペ+ホイル+カラペ(30cm)
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# by motoo209 | 2005-05-16 00:46 | 昆虫

かえる 2題

しばらく折り紙をサボっていたら、20,000ヒットを超えていました。なかなか更新できていませんが、ご訪問いただいている皆さん、ありがとうございます。一ヶ月に2つは折ろうと思いますので、気長にお付き合いください。
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前回折った「鶴の求愛」作者のラング作品で気になっていたTree Frogに挑戦しました。指先や目の作りこみが難しそうで難解かと思っていましたが、丁寧な折り図のおかげでとりあえず最後まで折ることが出来ました。細部の仕上げはまだまだ・・・。今度はホイル裏打ち紙でトライしたいです。出来上がりを見ていると、川崎さんのカエルを思い出しました。
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蛇腹折りから四肢を作り出した作品ですが、誰が見ても「かえる」です。折っただけで、今にも飛び出しそうな姿になるのも見事。ラングさんのスーパーコンプレックスも素晴らしいですが、シンプルながら特徴を捉えたこの作品は名作だと思います。

Tree Frog:Robert J. Lang, Origami Design Secrets, 30cm カラペ
カエル:川崎敏和、折り紙 夢WORLD 花と動物編、15cm折り紙
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# by motoo209 | 2005-04-24 23:32 | 動物

鶴の求愛

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折り紙探偵団最新号より、ラング氏の鶴です。予想通り難しかった・・・。
ホイル紙を使いましたが、あちこち破けていて、とても完成形ではありませんがとりあえずアップします。首の部分をもっと滑らかに、足はもっと細く、羽根はもっと綺麗に、と課題がたくさんあります。
薄い和紙か、ホイル裏打ち紙で再挑戦したいです。
作者:ロバート・J・ラング、出典:折り紙探偵団マガジン90号、用紙:35cmホイル紙
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# by motoo209 | 2005-04-11 00:24 | 動物

麒麟

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以前一度折ったことがありますが、今回は首が長いバージョンです。
折り図が改定されていたので、前バージョンよりも格段に折りの工程が理解しやすかったです。
前回は細部の折りがかなりいい加減だったのですが、今回はきっちり折れました。

恐竜やこの麒麟など、空想の生物が折紙の題材として良く使われています。しかし、実物の見本がないので、どう仕上げればいいのかいつも悩みます。逆に、折り手の個性が出やすいとも言えます。

創作:神谷哲史、出典:神谷哲史作品集、用紙:35cm包装紙
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# by motoo209 | 2005-03-01 00:04 | 空想生物

馬 (吉野一生)

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吉野一生さんの代表作の一つといえる「馬」です。
たてがみ部分の技法は、その後の様々な作品に応用されています。
多くの作家により馬を題材にした作品が作られていますが、吉野馬は躍動感というよりは馬の落ち着いた一面を表しているように思います。
最近の超スーパーコンプレックス折り紙に比べると折りやすいですが(それでも170工程)、手を抜くと全く形になりません。3回目でなんとか人様にお見せできるものが出来ました。

創作者:吉野一生、出典:一生スーパーコンプレックスおりがみ、用紙:包装紙(35cm)
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# by motoo209 | 2005-02-21 21:58

自己紹介

ブログを始めて8ヶ月ほど経ちましたが、遅ればせながら自己紹介いたします。

折り紙を始めたきっかけ
今から2-3年ほど前(2003年頃)でしょうか。子供(4歳&2歳の娘)のために妻が折り紙の本(みんなのおりがみ)を買ってきました。なんとなく折っている内に、一冊折りきってしまいました。子供のために折るというよりは、自分で楽しんでいるのに気づきました。

またまた、なんとなくネットで折り紙について検索していると、日本折紙協会なるものがあり、月刊おりがみと言う雑誌があることを知り、早速2003年9月号より購読を開始。それなりに面白く、作品を協会に送って折紙検定10級をいただきましたが、何か物足りなさも感じていました。

その頃、川崎さんの折り紙夢WORLDに出会い、川崎ローズが折れたあたりから複雑な作品を折る満足感を求めるようになり、折り紙探偵団の購読を開始したのが2004年の3月でした。折り紙探偵団の作品を折っているうちに、「人に作品を見せたい」という欲求が高まり、おりがみ広場さんの掲示板に投稿するようになったのをきっかけに、2004年5月にこのブログを始めました。

それからは折り紙探偵団のバックナンバー、おりがみはうすの本各種、洋書各種、をるバックナンバー・・・と、次々に折り紙本が増えていき、すっかり折り紙の世界にはまってしまいました。
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# by motoo209 | 2005-02-12 22:07 | Top page